釉薬相談と実験研究







またうつわの「こおり」に氷のような結晶が出なくなってきたので、
京都市伝統産業技術センターで釉薬相談していましたが、
自然の理って・・・・3回ぐらい同じ事を言ってしまいました。
この結晶のテストピースをこの1年で
200枚ぐらい(商品でなくて)焼いてるかもです。

そのおかげで、この熔け方だと結晶構造の中でどういうことが
起こっているのかがかなりわかってきました。
製品化してからたくさん焼いていましたが、
たくさん焼くことで出てくる問題もあり、
なかなか時間がかかりますが、
自然の理をいろんな角度から研究してきて、
釉薬の粒子、光の屈折、反射、光の現象と
可視することについてまた違う角度で見えてきたような。





上のような結晶も窯の中に置く位置によってでます。
この結晶も気に入っています。ただ、近いものは作ることが出来ますが
同じようにはでないので、自然素材の面白さではないかなと思います。

自然のつくり出す造形にはかなわないですが、
自分の感覚の作為と自然の造形美が
うつわに熔けこませればと思います。

実験と研究は製品化しても続きます。



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KYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭でインタビューを受けました





展覧会を観に行ってインタビューを受けました。

京都で開催中の写真の展覧会
「KYOTO GRAPHIE international photography festival 」で、
いのちが透けてみえるプランクトンを撮影されているクリスチャン・サルデ、
幻想的なはかない一瞬のような作品を撮影されているサラ・ムーン、
を観に行ったら展覧会についてインタビューを受けて
写真も撮影していただいたのがKYOTO GRAPHIEの
クロージングのwebで紹介されるそう。
びっくり。

写真を読むと、会場を出たあといろんな景色が写真のような、
映画のように見えるのがおもしろいなあと、
各会場への移動中も楽しめる展覧会です。
ぜひぜひいってみてください。

サラ・ムーンさんの展覧会場「ギャラリー素形」さんへ行ったら、
本日の100人目でした私。
サラ・ムーンさんの作品を「ギャラリー素形」「何必館 京都現代美術感」
「招喜庵 重森三玲旧邸宅」新旧たくさん観ることが出来て、
いろんなことを思ったり。





「招喜庵 重森三玲旧邸宅」でのサラ・ムーンさんの
写真の展示は建物の光がやわらかく美しくて、
光の粒子が写真の色の粒子と美しく反応しているようでした。
見えていることって粒子の重なる現象なのかなと思ったり。

四角い箱のギャラリーだったらまた違う見え方になるのかもしれません。
 

KYOTO GRAPHIEは5月22日まで。
http://www.kyotographie.jp



 

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togetogeの釉掛け



粘土で成形。

とげとげのところを、折れそうぎりぎりのところまで削っています。






乾燥して800℃で素焼したのち、
目とひげを絵付けしました。
素焼をすると、ねずみ色からピンク色へ変化します。
本焼をすると白になる粘土です。




顔には釉薬を掛けないで焼き締めという焼きにしたいので
撥水剤を顔に塗りました。青ざめています。。。。。。

撥水剤は、釉薬や水をはじくラッカーのような塗料です。




釉薬を掛けました。
焼き上がるとへこんでいるところは白マットに、
少しでっぱっているところ淡い黄色になります。

1230℃で焼成します。
窯で焼成するときには、このとげとげを垂直に窯の棚板に設置しないと
重力で曲がってしまうので、垂直になるように設置します。

1100℃ぐらいで粘土が熔けたガラスのようになるので
(熔けたガラスよりは粘性が高い)棚板ととげとげが平行な状態で
設置して焼成すると地球には重力もあるのでぐにゃんって曲がってしまいます。

1000℃をこす窯の中では日常では感じられない、起こりえない状況が
窯の中で自然素材の特質がでるので、陶芸って物理や化学だなあと思うところ。



その後焼き上がったtogetogeの白マットの表面に銀液を塗って750℃で
焼成してぎらぎらにします。




「togetoge」の横。

このままの雰囲気もいいなあと思うけど、
このままだと釉薬がぼろぼろしてくるので
さわっても白い粉が付くので、
焼きます。

砂糖菓子のような感じで美味しそうです。
こんな雰囲気の釉薬を実験をしてつくってみようと思います。


「togetoge」の焼成は後日。



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ことばに出来ないこと。



普段の制作以外にも、やっぱり形を作るのが好きなので、つくった「とげとげ」。
やっと、とげとげに、目とひげに絵付けしました。
このあと釉薬を掛け分けするためにマスキングなどしていきます。

普段の制作以外でつくる形、普段の制作の時でも
ことばにできない部分というのがあります。

それって説明できた方がいいのかなあとか、いろいろ思いましたが
すべてことばに出来たら形はいらないのではないのかと思ったり。


ところでそんな時に、「飜訳できない世界の言葉」
という本を読んでことばと形についておもうことなど。


日本語は言葉の数がとんでもなく多い国ですが、
そんな言葉を文化を考慮しても世界の言葉に飜訳しきれないことが
たくさんあるようで、言葉ってなんだろう、伝えるってなんだろうと、
謎も深まりましたがおもしろい本でした。
イラストも素敵な本です。

つくった形は(絵でも)、ことばに出来ない(言語に翻訳できない)ことが
形になっているのかもしれない。

やさしさや気持ち、大切な気持ちは言葉には出来ないのかも
しれないのかなあと、本を読み終わって想ったり。

そして、今は寝る前にこっそり人の日記を読むのを楽しんでいます。
(出版されている本です笑)






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JR 東海ツアーズさんの「若手職人の手仕事の現場を訪ねて」にご紹介頂いています。

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JR東海ツアーズさんのウェブサイト
「 京都を見る 若手職人の手仕事の現場を訪ねて 」

うつわhakuもご紹介いただいています。
(文字をクリックして頂くとサイトをご覧いただけます)

陶芸、革、染織、の京都の素敵な作家さん3人とともに
うつわhaku ひろすえたかこもご紹介頂いております。

制作風景も出ていますが、筆や道具、粘土を持つと人格変わっているかも笑。
取材の時でも、道具などを持つとふっと制作のスイッチが入って集中します。
日々の積み重ねなのかなあと思ったり。
普通に右手で筆を持って撮影して頂いているのですが、
筆とか、造形するときとか左利きです。
絵的にここは右手かなあとか。。。


取材をうけると、自分のこれから、今までを客観的に
見るような感じで、気持ちが引き締まります。

ライターさんとのお話をしている間に、あっそういうことかも
と制作についてひらめいたり。
感謝です。

これからも日々精進してまいります。

ぜひぜひご覧ください。




うつわhakuのHPも更新中です。

うつわhakuHP  http://utsuwahaku.strikingly.com/





 

5月5日は五条通りの「のきさき市」です




ゴールデンウィークですね。

今年もゴールデンウィークの5月5日に五条通りで
「のきさき市」が開催されます。
今年で4回目です。

堀川五条から河原町五条ぐらいまでの五条通り国道を挟んで
北側と南側の建物、お店の「のきさき」を
おかりしてマーケットが開催されます。

うつわhakuも「のきさき市」に参加します。

うつわhakuでは、「ききうつわ」とアレルギーフリーのお菓子を
5月5日のこどもの日なので、こどもさんにプレゼントいたします。
おかしな雲とかあるかもです。


「ききうつわ」は、うつわhakuのうつわでお茶を召し上がっていただき
うつわの口当たりや使い心地などを楽しんでいただけます。
実際に使ってみないとわからないこともあるので、
この機会にぜひ。


またこどもさんへプレゼントする、アレルギーフリーのお菓子ですが
乳製品、卵、小麦粉、バター、が入っていないお菓子です。
数に限りがありますので、お早めに。


開催時間  10:00〜17:00まで(5時まで)です。


当日はうつわhakuのお店がある増田屋ビルの窓から、
4F Happy Rock!!slow designさんの窓から
ハタハタしています。
ハタハタしているビルを探していらしてください。


5月5日五条通りで開催される「のきさき市」については
「のきさき市」HPをご覧ください。
「のきさき市map」もありますのでご活用ください。

のきさき市HP




うつわhakuのHPもちょこっとづつ更新していますのでご覧ください・・・うつわhaku HP  




 
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美容室さんでお使いいただくカップを納品しました。200個目かも。




三重県にある美容室さんより、オーダーを頂きカップを制作いたしました。

春から夏にかけて使いたいカップで、パーンとはじけるような、
ビビッドな色でというオーダーを頂き制作しました。
実際のカップの黄色は、もっとビビッドな黄色です。
内側はやわらかいベージュ。


この三重県の美容室さんからは3年前から
季節ごとにカップの制作をさせて頂いているので
この黄色のカップで200個を越えるオーダーを頂いています。


美容室のイメージや、店舗の雰囲気にあわせて
釉薬の色、カタチなどを考えて制作しています。




お店のロゴも石膏でスタンプを制作し押しています。
春のイメージなので軽やかな形にしました。






ハンドルのあるカップは右2個は
秋冬のイメージであたたかい雰囲気でというオーダーを頂きました。
素地も荒い土で質感も変えています。

右から3番目は去年の春にオーダーをいただいたカップ。

今回制作した黄色は、今までの中で一番ビビッドな色になっています。


うつわhakuの実店舗でも展示をしていますが
ご覧になられた方が、パーンとした感じですね!
とお話し頂きオーダーをくださったお客様も
パーンとした感じに制作してくださいというオーダーでしたので
「パーンが伝わったー!」と作り手として
イメージが伝わって嬉しくなりました!







カップの内側の色も飲み物とでその季節似合うように釉薬を作っています。
秋冬だと内側も少し濃い色で飲み物とカップの色の余白が
あたたかくうつるように考えています。



フルオーダーの場合は、釉薬の色の調整実験にお時間がかかることも多いので
お時間に余裕を持ってオーダー頂きたく思います。

お気軽にご相談ください。





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「神保町いちのいち」池袋店(池袋西武本店 三省堂書店内)さんにてお取り扱いが始まりました。




常設展示販売のお知らせです。


3月23日から東京 池袋「神保町いちのいち 」池袋店 (西武池袋店三省堂書店内)」さんにて
http://ikebukuro.books-sanseido.co.jp/shop/ichinoichi
うつわhakuの商品の常設展示販売がはじまりました。


うつわhakuのいろんな種類のうつわをごらんいただけます。
白から色彩へのグラデーションがうつくしいうつわ
「mizu」(上の画像右下)や、春色のうつわ、
自然の造形美がうつくしいおさら
「こおり」もご覧いただけます。



また「神保町いちのいち」池袋店(西武池袋店三省堂書店内)さんでは
季節の催事「春色を愉しむ」も開催中です。
「春色を愉しむ」催事のサイトにおいても、
うつわhakuのうつわをご紹介していただいています。



展示や商品の撮影は担当の方が構成してくださっています。
うつわhakuの余白の提案、世界観なども感じていただけると思います。

三省堂書店「神保町いちのいち」さんの
Twitterでもご紹介いただいております。

ぜひぜひお手にとってご覧ください!

これからもご縁に感謝し、
日々精進で制作してまいります。

よろしくお願いいたします。

 

  うつわhakuHP  http://utsuwahaku.strikingly.com/


 

少しづつ日が長くなってきています



寒さが一段とましてきました。

でも、毎日増田屋ビルの大きな窓の景色を
見ながら制作をしているからか
日が長くなってきているので
季節の変化をとても感じます。


外を歩いてもねこやなぎがもこもこ
にょきにょき空に向かってのびているのをみると
とっても寒い大寒の頃ですが
季節がどんどん変化しているのを感じます。







ところで、去年原料成分が変化したために
実験を繰り返していた「こおり」ですが
寒い冬に、いろんな形の結晶を見ることができて
この時期に使いたいうつわです。

氷の結晶って、氷った車の窓ガラスにみたり、
池に見たりしたとき、表面の表情が美しくて
寒い日に得した気分になってしまいます。





そんなこおりの結晶をおもわせるようなうつわです。

冬は雪やこおりのある景色をおもいながら、
夏は涼しくお使いいただけます。


季節の景色を想いながらお菓子などいただくって
大切な時間かなとおもいます。
会話も楽しめるのではないかなと思います。


もともと「こおり」は2013年に和菓子作家の「日菓」さんと
結晶についての展覧会で制作を始めたうつわです。

氷の結晶のようなお菓子を「こおり」において
展覧会では食していただきました。

いただいても、同じような結晶がうつわにあるので
「?」となる展覧会でした。


自然素材のつくり出す造形美には
かなわないけれど、少しでもうつわに
熔かせればとつくっています。

和菓子のきんとんなどを
盛りつけていただくと
和菓子とうつわの余白が
美しいです。

いただいていくうちに
みえてくる結晶も
楽しんでいただけます。



ぜひぜひ手にとってご覧ください!










うつわhakuのHPもご覧ください。
またtwitterやfacebookでも日々のことなど更新しています。

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うつわhaku陶芸教室の生徒さんの作品集  



うつわhaku陶芸教室では自由に制作して頂いています。

自由に制作して頂いていますが、つくりたい形で
技術の修行や練習もして頂いています。
技術が必要な制作であれば、その作品がつくれるように
練習を重ねる、うつわや形を作って頂くこともあります。





生徒さんiさんの作品。
にじんだり流れる釉薬をつかったうつわ。




kさんの丼鉢とレンゲ。

丼の形を成形、素焼後、表面をニードルでひっかいて
そのひっかいたみぞに絵具を詰めて
黄色い釉薬をかけています。

筆で描くのとは違う雰囲気が出せます。
思った線が描けるのでイメージがうつわに反映されやすい技法です。






iさんの作品。
さび色の釉薬と未遂路の釉薬をつかった徳利。




内側はこのように、にじんでいます。
お猪口も制作されました。
画像では黒っぽい釉薬ですが、
実際にはさび色銀色、黒マットが
釉薬の厚さによって変化して景色がおもしろい釉薬です。




hさんの作品。
削ぎ落としのマグカップ。
幅の狭い削ぎ落としは時間がかかるのですが
角度などこだわって制作されました。
黄色の釉薬は貫入が入りやすいので
使っていくごとに、渋くなっています。






yさんの作品。
こどもようの両手つかみのカップ。
筆で黒い線を描くのは難しので
象嵌という方法で絵具を詰めて線を出しています。
象嵌後、上絵付けでいろいろな色を入れて、
まだ焼成前なので黒いのですが
月のところは金彩をしていますので
金色になります。





mさんの作品。

ピカソの陶芸作品からインスピレーションを
受けて制作されました。

絵は顔料を固めたクレパスのような顔料で
描いておられます。
筆で描くのとは違う雰囲気が楽しめます。






ピカソの作品からインスピレーションを受けられた
生徒さんの作品も釉薬をかけまっ白に。
透明釉を掛けて絵の色もさらに引き立ちます。

ふくろうはkさんの作品。ふくろうの足がぴょこっと出ていますが
足の下に花のある枝なんかを置くと
木にとまっているみたいでおもしろい〜
と、ぴょこっと出ています。

生徒さんの作品がたくさんありますので
後日生徒さん作品集を更新します。

うつわをつくって、お料理でも日々たのしんでいただけたら
うつわの見え方も、ものづくりの見え方や感じ方も
変わるのではないかなと思います。


形も考えてきて頂いたり、イメージを相談して形にしたり
いろんな制作方法と形との釉薬のあり方があるので
相談していただけると嬉しいです。



私自身、釉薬を2年間 京都市工業技術研究所
(現 京都市産業技術研究所)で修行してきて
釉薬によって形や装飾の見え方はこんなにも変わるのかと
目から頭からうろこぼろぼろだったので
形と釉薬、装飾の方法などぜひぜひいろいろ
聴いて頂けたらと思います。



陶芸教室については、
うつわhakuのHPにある
陶芸教室のページをご覧ください。
そちらにも生徒さんの作品集があります。
http://utsuwahaku.strikingly.com/

facebookやtwitterでも
うつわ制作について日々のいろいろ
を更新していますので
ご覧にください。





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